へぇ〜

2006/05/04 2006/05/04

朝起きてボケーっとしている中、なぜか頭に『コナミのゲートアレイ』が頭に浮かんできました(変人)。

過去にも同じ事で仕組みをググった事があったのですが、すっかり忘れていたのでまた調べてみました。
元々コナミのゲートアレイはなんぞやという所ですが、これはファミコンの時代、一時期コナミが広告等にゲートアレイという言葉を連発してゲームの宣伝していました。
その時は確かファミコンの常識を超える巨大キャラクターが表示できるとかそんな効果で宣伝していたと思います。

で、ワタシの記憶に残っているのはこの迎途荒威(げいとあれい)というキャラ。
当時ファミマガ(懐)でこの記事を見た時はスゲーッと思ったのを今でも覚えています。
ただこれはウソテク(存在しない裏技)でしたが(笑)
でも、こんなレベルに近い巨大キャラが表現できる技術という事だったと思います。

で、時は過ぎ高校の教科書にゲートアレイって言葉を見つけた時はそれを思い出して見入っちゃいました。
(工業高校だったもんでICの勉強とかもしてたんです)
ゲートアレイは元々LSIチップの技術用語で、こんな意味です。

これが一体巨大キャラとどう結び付くのかがよく分かりませんでした。
単に基板開発効率が上がるとかそんな事しか思いつかなかったのですが、真意は別だったようです。
どうも、VRCチップというゲートアレイLSIを使って、ファミコン本体で処理しきれない計算等をカセット側で行なってしまおうという技術のようなのです。
まぁ、ある意味カセットにカスタムCPUが載ってるみたいなものなんですかね。
という事で、VRCチップ搭載という名前だとインパクトに欠けるのでそれっぽいゲートアレイという名前を宣伝に採用したようですね。
やっと線がつながってスッキリ。

で、ここまで書いておいた内容がタイトルのへぇ?に相当するの?という所ですが、実は違います。

これをゲートアレイを調べている時に、あるページを見つけました。
そこに、へぇ?ネタが。

ファミリーコンピュータ = ファミコンというのは周知の事実だと思いますが、この『ファミコン』という言葉、任天堂の登録商標ではなかったって知ってました?
なんと商標を持っていたのはSHARPだそうです。(後に任天堂が買い受けたようですが)

なぜシャープが持っているのか。
1979年にシャープが発売した電子レンジの名前が『ファミコン』だったからです。
これが縁でディスクシステムはシャープのMZシリーズで使っていたのクイックディスクを採用したとか(開発元はミツミみたいですが)、ツインファミコンの製造をシャープが行なっていたとかが絡んでいるかは分かりませんが、不思議な縁ですねぇ。

#書いている間に見つかりましたが、どうもシャープがツインファミコンの製造販売権を任天堂から取得する為に
#ファミコンの商標を任天堂に渡したようです。
#ある意味不思議では無かったと(笑)

以上、へぇコーナーでした。

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