ハードディスク修復

2006/04/29 2020/05/18

先日義兄のノートを購入してセットアップを行ないましたが、その購入理由となったのは前ノートが故障した為でした。

原因はというと液晶が突然表示しなくなったそうで、既に内蔵のDISKを外して本体は廃却済。
多分バックライトが死んだんだろうなぁと思いつつ、内蔵DISKは普通にコピー出来ると思っていたのですがUSB接続してもハードディスクとしては認識するのにドライブとして認識しない状態。
で、イニシャル音を聞いてみると、普通は多分カーーーーーッコンみたいな音だと思っていた、カッコン………カッコン………カッコン………と変な音。
物理的にDISKが逝ってますな…

という事で義兄に相談した所、仕事のデータがあるので出来れば復旧したいという事だったので復旧業者に頼んでみる事にしました。
1MB復旧に1諭吉かかるという認識はもう古いようで、安くなったようです。
ただ、診断してもらったらヘッドが磁性体に着陸しちゃってる&基板がおかしいという事で、磁性体が傷ついて一部しか復旧出来ないとの事。
復旧できたらお金を払うという成功報酬という形になりましたが結局30GBで30諭吉。
1GB=1諭吉…。

という事で義兄に再度確認したらそこまでお金払って欲しいデータではないという事だったので実作業はキャンセルとなりました。
結局費用は往復の送料だけ。ある意味明朗会計で好感が持てました。
ただ、調査中はメールくれたり電話くれたり非常に親身になってくれましたが、キャンセルのメールを送ってからは事前連絡無く送り返してくるそっけなさでしたが…

で、まぁ戻ってきても壊れているからネタついでにバラしてみました。

これが今回の富士通のDISK。
2002年製造なので、一般的に考えられる完動寿命である3年は越していた訳でまぁいつ壊れてもおかしくなかった訳です。


で、蓋取ったの図。
てっきり目に見えて分かる傷が入ってるかと思ってある意味ワクワクしていたのですが、見た目超キレイ。
奥の方のプラッタがもしかしたら傷ついてるかもしれませんが、プラッタを固定しているネジがトルクスネジだっだったので外すのは諦めました。


でこれがヘッド。
こいつが悪さしたようです。

とりあえず、蓋開けたままおかしいイニシャルの動きはどんなもんか見てやろうとPCにUSB接続してみた所、あからさまにイニシャル動作が以前と違って普通っぽい。
しかもPC上から普通にドライブとして認識されました。

ま、まさか…と思って必要だと言われていたファイルをコピッてみた所、途中勝手に電源断して再度起動するといった変な動きをする事が一部あったものの、コピー出来てしまいました
報告書には同一型のDISKを用意して基板等を交換して復旧できるか試してみましたがダメでしたと書かれてたので、基板自体は交換されたもののままにしてくれていた(もしくは戻し忘れていた)ようです。

という事で業者には悪いですが、 送料だけで復旧出来ちゃいました(笑)

まぁ、また機会があったらこの業者にお願いしますかね。

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