MontereyでVoodooHDAを有効化する

2021/11/23 2021/11/23

BigSurで運用していた夢を見ていた頃に、音がいつからか鳴らなくなる = サウンドデバイスの認識が無くなっている状態となっていました。

海外のサイトを見る限り、X570 AORUS ELITEの環境の場合はAppleALC.kextの導入で通常は音が鳴るようです。
ただ、ウチの環境はオーディオチップのパススルーをしてはいるもののKVMでの稼働であるのがいけないのかこれでは認識せず、今までもVoodooHDA.kextを使って音を出していました。

試しにAppleALC.kextで試してみるかとやってみたのですがやっぱりダメな状態のため、何か対応策は無いかと調べた結果方法が分かったのでやってみました。

以下が手順となります。

  1. VoodooHDA.kext最新版の入手
    結局使っていたものからバージョンは変わってませんでしたがこちらより最新版(2.9.7)を入手
  2. Proper TreeでEFI/OC/config.plistのRoot/NVRAM/Add/7C436110-AB2A-4BBB-A880-FE41995C9F82/csr-active-configを『<85020000>』に変更
  3. 同様にRoot/Kernel/Add配下でAppleALC.kext、VoodooHDA.kextの記述がある場合はセクション自体を削除するかEnabledを『False』に変更
  4. ターミナルを開く
  5. sudo cp -pR VoodooHDA.kext /Library/Extensions
  6. cd /Library/Extensions
  7. sudo chown -R root:wheel VoodooHDA.kext
  8. sudo chmod -R 700 VoodooHDA.kext
  9. 10秒程度待つと『セキュリティとプライバシー』が表示され、VoodooHDAが認識され、実行許可の判断を求められるので許可をする
  10. 再起動を求められるがキャンセルを選択
  11. sudo kmutil load -p voodooHDA.kext
  12. sudo touch /Library/Extensions
  13. OS再起動

これでこんな感じで認識して音がなってくれるようになりました!

BigSurでも同じようにできるようです。
なお、2.で変更したcst-active-configですが、私は色々いじりそうなのでそのままにしていますが、うまくいったら『<EF0F0000>』にしておくと良いようです。

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