BigSurで運用していた夢を見ていた頃に、音がいつからか鳴らなくなる = サウンドデバイスの認識が無くなっている状態となっていました。
海外のサイトを見る限り、X570 AORUS ELITEの環境の場合はAppleALC.kextの導入で通常は音が鳴るようです。 ただ、ウチの環境はオーディオチップのパススルーをしてはいるもののKVMでの稼働であるのがいけないのかこれでは認識せず、今までもVoodooHDA.kextを使って音を出していました。
試しにAppleALC.kextで試してみるかとやってみたのですがやっぱりダメな状態のため、何か対応策は無いかと調べた結果方法が分かったのでやってみました。
以下が手順となります。
VoodooHDA.kext最新版の入手 結局使っていたものからバージョンは変わってませんでしたがこちら より最新版(2.9.7)を入手SourceForge
VoodooHDA
https://sourceforge.net/projects/voodoohda/
Download VoodooHDA for free. VoodooHDA is an open source audio driver for devices compliant with the Intel High Definition Audio specification. It is intended as a replacement for AppleHDA on Mac OS X with support for a wide range of audio controllers and codecs.
Proper TreeでEFI/OC/config.plistのRoot/NVRAM/Add/7C436110-AB2A-4BBB-A880-FE41995C9F82/csr-active-configを『<85020000>』に変更 同様にRoot/Kernel/Add配下でAppleALC.kext、VoodooHDA.kextの記述がある場合はセクション自体を削除するかEnabledを『False』に変更 ターミナルを開く sudo cp -pR VoodooHDA.kext /Library/Extensions cd /Library/Extensions sudo chown -R root:wheel VoodooHDA.kext sudo chmod -R 700 VoodooHDA.kext 10秒程度待つと『セキュリティとプライバシー』が表示され、VoodooHDAが認識され、実行許可の判断を求められるので許可をする 再起動を求められるがキャンセルを選択 sudo kmutil load -p voodooHDA.kext sudo touch /Library/Extensions OS再起動
これでこんな感じで認識して音がなってくれるようになりました!
BigSurでも同じようにできるようです。 なお、2.で変更したcst-active-configですが、私は色々いじりそうなのでそのままにしていますが、うまくいったら『<EF0F0000>』にしておくと良いようです。
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