OpenCoreでメモリ定義をちゃんとする

2021/11/23 2021/11/23

BigSurを利用していた夢を見ていた際に起動時に必ずメモリの定義がおかしいから確認しろという通知が出てきて、ちょっとウザいなぁと思っていました。

こんな感じですね。

Montereyに上げたついでここもちゃんとしておくかと手入れを行ってみました。

今回は以下を参考にしています。

まずはProperTreeでEFI/OC/config.plistを開き、Root/PlatformInfo/CustomMemoryを『True』にします。

あとは上記サイトにあるCustomMemory.plistの内容をRoot/PlatformInfo/Memory配下にコピーして以下のように直しています。

項目設定値
DataWidth64
ErrorCorrection3(ECC未サポート)
FormFactor9(DIMM)
MaxCapacity137438953472(128GB)
TotalWidth64
Type26(DDR4)
TypeDetail128(Synchronous)

メモリ各スロットの定義は全スロット分定義が必要です。Root/PlatformInfo/Memory/Devices配下に実メモリ指定分と空きスロット分を以下で書き分けました。

項目実メモリ指定分空きスロット分
AssetTag(空のまま)(空のまま)
BankLocator(空のまま)(空のまま)
DeviceLocatorメモリスロット名を表す一意の名称(私は『DIMM_スロット番号』にしました)
Manufacturerメモリ製造メーカー名として適当に入力
PartNumberメモリ品番として適当に入力(空のまま)
SerialNumberメモリ製造番号として適当に入力(空のまま)
SizeメモリサイズをMB単位で表記(8GB = 8192)1
SpeedメモリクロックをMHz単位で表記(2666)1

空きスロットのSizeとSpeedには1を入れておくのがミソのようです。

これで再起動すれば定義内容が反映されます。

スロットの表示位置までは変えられませんでしたが(多分KVMのせい)、一旦問題無い表示にはできました。

これで通知からもオサラバできましたー

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