Biogon周辺流れ補正

2024/02/18 2024/02/18

Biogonを入手後、気になっていた周辺の流れ。

普段はあんまりパープルフリンジとか歪みとかの収差系はニブいので気にならない人なのですが、中央部の解像度が高いせいなのか対称的に余計に気になる…
開放時が一番目立つ感じで絞り込むと収まってきます。(ただF8でも多少流れが残る)
CONTAX Gのレンズを現代のデジカメで無理やり使ってるからしょうがない部分もあるのでしょうが、CONTAX G1とかでも起きてたことなのかなぁ…と思いつつ調べていたらドンピシャなサイトを見つけました。

結論無理やり使っている事に一因はありそうです。(カメラボディ側のセンサー前にある光学フィルターの厚みが悪さをしてるらしい)
しかもその解決法まであると。

ということでマネしてみましたw

まず用意したのはシグマ光機のSLB-50-1500PMという平凸レンズです。
こちらのサイトから見積り依頼をして購入しました。
注文時期が年末年始だったのもありますが、手元に届くのに1ヶ月程かかりました。
BtoB向け事業の会社だと思いますので期間はかかりましたが個人注文を受けていただけるだけでもありがたいです。

当然といえば当然ですが恐ろしい位の透明度で、手に持ってても今持ってるよな?と錯覚する位でした。

あとはステップアップリングやステップダウンリングを使ってレンズを挟み込めば完了です。

リングが2つしか写ってませんが実際はこんな感じで挟み込む形にしました。
(参考サイトとは少し構成変えています)

外側MARUMI 52mm→58mm ステップアップリング(これは52mm→55mmでもOK)
SLB-50-1500PM
MARUMI 55mm→52mm ステップダウンリング
ボディ側uxcell 46mm→55mm ステップアップリング

出来上がったのがこいつです。あとはこれをBiogonに装着するだけ。

装着したのがこんな感じ。ごちゃごちゃ感はありますが、マウントアダプタ付けてる時点で気にしない方が良いかと。

早速試写してみました。

まずフィルター装着前のF2.8。左側の建物の窓枠あたりが分かりやすいかと思います。

フィルター装着後のF2.8。おぉ!すごく流れが収まってます!

次にフィルター装着前のF8。F2.8に比べるとそこまで目立ちませんが少し流れてます。

フィルター装着後のF8。こちらも流れが収まりました!

いい感じに改善されました!
トータルで1諭吉位いくのでオールドレンズにそこまで投資価値があるかは人それぞれだとは思いますが、よく使う人にとっては良い情報かなと思います。
ワタシは最近ほとんどこのレンズをメインで歩き回ってますw


関連記事

コメントとトラックバック

    コメントはありません

    コメントを残す

    CAPTCHA


    トラックバックURLhttps://e-tune-mt.net/ylab/7272/trackback