Cドライブ掃除

2016/11/05 2020/05/27

メインPCのCドライブはSSDで160GB程度割り当てていますが、既に空きが50GB程度しかない状態。
それなりにアプリはインストールしているにしてもユーザーデータは基本別ドライブに保管しており、そんなに食わないはずなのになぁと思って放置気味でしたが、掃除してみる事にしました。
注意 : 以下作業を実施される方は自己責任の元行って下さい。ワタシは責任負いません。

まずは、何が食っているのか調べる所からですね。
ドライブの各ディレクトリ単位、ファイル単位の容量を多い順に表示してくれるフリーウェアがあると幸せです。
WinXP時代はNSディスク観察というソフトを使っていましたが、最近のWindowsだとシステム系のアクセス不可ディレクトリで読み取り失敗するケースが出てきたので別のを探してみました。
(ちなみに今回のPCはWindows10です)

で、FileSumというフリーウェアを見つけたのでこれを使ってみます。
#2019.3.24追記 DiskInfoの方が処理も速いしファイルサイズの表示もしてくれるしで良さそうです

起動し、調べたいドライブを選択してSTARTをクリックするとディレクトリサイズの大きい順にリスト表示してくれます。
NSディスク観察だと配下のファイルのサイズも表示してくれたのですが、これはディレクトリのみです。残念。
で、見てみると一番デカイのはC:\Windows\Installer配下。いきなり33GB食ってます…

ここはインストールしたアプリやWindowsUpdateの関連ファイルが置かれている場所になります。
ここにファイルがある事でWindowsUpdateは特定の適用内容をロールバックする事が出来ますが、アップデート後普通に使えてれば基本戻す事は無いので掃除を始めます。

掃除にはPatchCleanerというフリーウェアを使いました。
これでC:\Windows\Installer配下の不要なファイル達を削除or移動する事が出来ます。


こんな感じで起動すると掃除対象のファイルをチェックしてくれます。
ワタシの環境のように、内容が多くても1分位待たされる位です。


チェックが終わるとどうするか聞いてきます。
移動の場合は最悪何か稼働に問題があった場合に元のディレクトリに移動し直せば良いだけなので移動させる事にしました。
Browseで別ドライブを選択し、Moveをクリックします。
少し待たされて完了。これでもう掃除が終わっています。


再度FileSumで確認してみると、Windowsフォルダがランキング2位に落ち、ドライブ空きが51GB→78GBと27GBも空きました!!
素晴らしい・・・

同じような感じで次に気になったのが、C:\Windows\System32\DriverStore\FileRepository配下。
ドライバファイルの格納場所ですが、特にビデオ、サウンド関連は構成ファイルサイズ自体が200~400MB程度とデカイにも関わらず、過去のバージョンが消えずに残っていたります。
この掃除をやってみます。

これも掃除にはDriverStore Explorerというフリーウェアを使いました。
FileRepository配下に格納されているドライバ一覧を表示し、指定したものを削除する事が出来ます。
(起動は管理者で実行しないと削除等が出来ないので注意)

こんな感じでドライバ名が同じもので古いバージョンのものは基本不要なのでチェックを付けてDeletePackageをクリックすれば掃除してくれます。
RealtekのサウンドドライバとNVIDIAのビデオドライバでけでも1.2GB余計に食ってました…

更に次の掃除ですが、C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\VirtualStore配下になります。
ここはUACの昇格に失敗して書けないファイルをここに書いてあたかも書けたように見せかけているファイルの置き場所です。
過去にこれで消したはずのファイルがアプリから見えるというホラーな事象に会い、散々でした…
ざっと見た限り、無くても問題無さそうなものばかりだったので配下のフォルダ・ファイルは全て消しました。
合わせて、VirtualStoreを無効に出来る手順があったのでこれも指定しておきました。


コントロールパネル→管理ツール→ローカル セキュリティポリシーを開き、
セキュリティの設定→ローカル ポリシー→セキュリティ オプションと辿っていくと、
ユーザーアカウント制御: 各ユーザーの場所へのファイルまたはレジストリの書き込みエラーを仮想化する
というポリシーがあるのでこれを有効→無効にします。
これでWindowsを再起動すればVirtualStoreにファイルが書かれることは二度と無くなります。

次が最後の掃除です。
今回のPCはデスクトップPCかつ24時間上げっぱなしの為、ノートPC等では使われる可能性のある休止を使っていません。
ですが、Windows8からシャットダウンが休止扱いで落ちるようになっています。
(何かを反映させる場合は以前は再起動かシャットダウンで良かったのですが、再起動でないと反映しなくなっているのはこのせいです)
あっても意味が無いですし、シャットダウン都度SSDに書き込みまくるのもあんまり気持ちの良いものではないので休止を無効化します。

作業は、コマンドプロンプトを管理者で実行し、

powercfg /h off

とするだけです。ハイバネーションのファイルはC:\hyberfil.sysですが、上記コマンドを実行すると一緒に削除されます。
元々C:\hyberfil.sysが9GB食っていたのでそれがそっくり空きました。(^^)

Windows7まではたまーに掃除してましたが、Windows8以降全然やってない状態でWindows10に上げたので余計にゴミがいたようです。
たまにはまた掃除しないとダメですね。

#空きを開けたかった理由はSSDのオーバープロビジョニング領域分を取りたかったという事もあったのですが、
オーバープロビジョニング設定しても全然ベンチの結果は変わりませんでした。orz

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