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ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの違い

2020/05/11 2020/05/17

今回CX-8が初の自己所有ディーゼル車ということもあって、そもそもガソリンエンジンと構造的に何が違うのかという点を細かく理解していなかったので色々ネット上で調べまくりました。

そうだったんだ…というのもあったので残しておきたいと思います。

プラグが無い

これはディーゼルの常識中の常識ですね。さすがにこれは知ってました。

ガソリンエンジンは燃料と空気を圧縮した所にプラグの火花で着火しますが、ディーゼルは燃料と空気を圧縮することによる自然着火となります。

ただ、着火のためのプラグは無いですが、冷間時のシリンダー予熱の為のグロープラグは存在します。
昔のディーゼル車はグローランプが消えるまでエンジン始動を何十秒か待たされるような事がありましたが、SKYACTIVE-Dでいえばセラミックグロープラグを採用しているようで予熱は一瞬(1秒)のようです。

プラグは残っているとはいえ、技術進歩はしてるようです。

スロットルバルブが無い

これ、知りませんでした。

ディーゼルエンジンは常に最大量の空気を吸って、燃料吐出量で出力を制御しているそうです。

スロットルバルブが無いことでポンピングロスが低減されるという事です。
エンジンブレーキが弱いのはこういう所から来ているんですかね。

ただ、SKYACTIVE-Dは用途が良くわからないですが吸気シャッターバルブという名前で構造的にはスロットルバルブと同じものが付いているようです。
EGR制御の為なのかな?(排気再循環させる分シリンダーに入れる空気を減らす必要があるから?)

負圧が無い

スロットルバルブが無いのでインマニ内に負圧が発生しないです。
ゆえにガソリンエンジンのようにブーストメーターの負圧部分(0kPaより下)に針が行くことはなく、アイドリング時は0kPaになります。

昨今のブーストメーターは連成計と昔呼ばれていたものでバキュームメーター(負圧)とブーストメーター(正圧)を両方確認できるものになります。
当時ターボ車といえば基本連成計な感じだったので連成計をひっくるめてブーストメーターと呼ぶようになってました。
私のレガシィの時のメーター記載も連成計で書いてますw

なのでPivotがSKYACTIVE-D向けとして正圧領域しかない昔ながらのブーストメーターを出してるようですね。

一旦導入を止めてたのですが、この事を全然知らずに普通にDefiのブーストメーターを買おうと思ってました…
あと、Torqueでブースト表示が0kPaから下が出ないので、あれ、バキュームの項目が別にあるのかな?と探してました…

負圧が見れてるとアクセルコントロールで経済運転が出来ていたのですが、それは出来ないってことのようです。

ブースト圧が高い

MPVで0.7kPa、レガシィでも1.2kPa以上かかるとヤバイと言われていたのに、CX-8さん、ちょっと踏んだだけで1.2kPaとか普通にかかります。

ピークホールドで見たら1.6kPaかかってて、見てる項目間違えてるのかと思った位です。

ディーゼルという事もあってエンジンブロックがガソリンエンジンより強固になっているという点でブーストのかかる常識が違うという事を初めて知りました…

ブローオフが無い

スロットルバルブが無いのでそもそもバックタービンが発生しません。
ということでブローオフがありません。

これも初めて知りました…

パシューンと鳴らしたいなーと思って、MPVの時に使ってた社外ブローオフを付ける気まんまんだったのですが、これを知って若干ショックでした…

HKSから電子的に鳴らせるブローオフがあるようですが、そこまでして鳴らしたくもないので諦めました…

無知って悲しい…

という事で、自分の無知さ加減にショックを受けましたw

とはいえパーツを勢い余って買うまではいってなかったので良かったです。お勉強になりました。

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