airpen Mini

2009/03/13 2020/05/19

デジタルペンという、書いた内容を保管したり、更にOCRで文章として読み込ませたり出来るものがあります。
昔はペンとは呼べない太さだったり大きさだったりしましたが、やっと普通のペンと大差ないものが出てきて安くなってきたので買ってみました。まぁ、目的は文字認識というよりもペンをマウスの変わりに使えるモードがあるようだったので、SXのタッチペンの使いやすさが忘れられないワタシはマウスとして使おうと思っての購入です。


ぺんてるのairpen Miniです。
ペンと受信機をセットにして使います。
元々airpenはぺんてるの独自開発だったのですが、受信機が異常に大きくてイケてなかった所にイスラエルのMVpenというのが出てきて受信機が非常に小さい物が出てきました。
で、負けを認めたのか、受信機をMVpenの受信機、ペン側はぺんてる開発としてairpen Miniを出したようです。


こんな感じでちゃんとした化粧箱に入っています。


蓋を開けると、受信機、ペン以外にペン用の電池とボールペン用替え芯が入ってました。
基本は実際に紙に書きながら、その筆跡を受信機が記憶するという感じです。


ペン本体です。まぁ、普通の太さと大きさですね。重さも普通のペンと大差ないです。
この形のペンで考えたら逆に軽い方かも。


ペン先です。スタイラスを刺した状態ですが、替え芯が付いているのでボールペンにもなります。
筆圧を加えると受信機と超音波と赤外線で位置情報をやりとりするみたいです。
この為、スタイラスを使っていても少なくとも紙等に向かって押しつけて書く必要があります。
ペン先のすぐ上が送信部みたいなので急に太くなりますが、書く時にはあまり気になりませんでした。

で、実際のインプレを。
ワタシの環境だけなのか、マウスモードにしてみたのですが全く言う事を聞いてくれません。

この時点で萎えてたのですが、筆跡記録モードにしてこちらも試してみました。
普通に書く分には正確に筆跡をトレースしてくれるのですが、殴り書きだとスピードに追いついてないです。
結構急いでメモしながら、それを後で電子化しようといった用途の場合はまだ使えるレベルでは無さそうです。

あと、ペン側の電池が充電式かと思ってたのですがボタン電池(SR41)x2で90時間位の持ちの為、そこそこ使ってたら電池交換が必要になります。
事前に仕様を見ておかなかったワタシも×ですが、この仕様自体が×かなと思います。

マウスモードがダメでも殴り書きでのスキャンが出来たら仕事で使ってみようかと思いましたが、うーんな状態だったので封開けて30分せずに売却の意志が固まりました。(^^;

もう1~2年したらその時出てる新製品で試してみようと思います。

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