AT箱(FAST F330)

2008/10/31 2020/05/19

白箱のレスポンス、夏運用時の帯熱、古いカーネル(2.4系)が気になっていて、DualCore Atom(N330)が出たらminiITXでNAS作ろうと思っていた矢先、ベアボーン(F330)が出たので早速組んでみました。白箱ではデータ領域のみのRAID化でしたが、今回はシステムを含む全パーティションをRAID化してみました。
わざとRAIDを後から構築したのでいい勉強になりました…。おかげでシステム2回インストールし直しましたが。(^^;

一応、白箱の後継でAtomの箱なので『AT(アト)箱』と命名。
 

マシン FAST F330
CPU DualCore Atom N330(1.6GHz)
メモリ 2GB(PC6400 DDR2 800MHz)
DISK 日立 2.5inch SATAII 320GB(HTS723232L9A360) 7200rpm x 2(RAID1)
DVD 無し
OS CentOS 5.2


F330はminiITXケースのA-ITX-100にN330マザー(Intel D945GCLF2)を搭載したベアボーンです。
中身の確認を実況します。


箱から取り出すとACアダプタやらケーブル類があります。
SATAはマザー上2コネクタですが、1ケーブルしか入っていないのでRAID化の際はもう1本準備が必要です。
光学ドライブ用のIDEコネクタと変換コネクタは付いてきます。


上の部分を取るとケースと説明書類がお目見えです。
Windows用のドライバCDが付いてましたが今回はLinuxを入れるので使いません…


で、ケースです。
なーんか表面汚いなぁ…と思ってたら保護フィルムが貼られてただけでした。
剥がしたらテラテラのボディがお目見えです。


なんか比較対象を見渡したらウエッティーしかなかったのでそれと2ショット(笑)


正面も傷っぽかったので保護フィルム剥がせばきれいになるかなと思ってたら、こちらはほんとに傷っぽいです。
まぁ、気にしない。


背面部です。ちょっとピンぼけ。
DualCore Atomを待ってた理由の一つにLANがGigabitEtherで無かった事があったのですが、こいつはきっちり対応してます。
USBも背面4ポート、前面2ポートなので十分です。
内部へは上部の2本のネジを手で回せばアクセス出来ます。


中を開けた状態です。
HDDと光学ドライブ用のマウンタ(上部)は引き抜くだけで外せます


中はこんな感じです。
電源(の制御回路)周りの所がケーブルまみれでちょっと気になりますが、まぁこのサイズではしょうがないですね。
電源は4pinのコネクタ1つとSATA用1つしかないです。
やっぱりRAID化するには4pin→SATA用への変換コネクタの準備が必要です。


この時点ではまだ搭載用のDISKが届いてなかったので、転がってた別のSATA 2.5インチDISKでシミュレートしてみます。
1台は普通に搭載位置に側面ネジ留めでオッケーです。


こんな感じでマウンタに挟み込むようにセットします。


二つ目です。こっちが問題。
もともと光学ドライブを付けなければDISK基板側のホールを使って2台目HDDの取り付け自体は可能です。


が、ストレートのSATAケーブルを使うと結構コネクタ部がグラグラして危険…。
電源ケーブルもこんな感じでコネクタから出る方向が上側になったりします。
なのでSATAケーブルはL型、電源ケーブルもケーブルの出る方向を選んでチョイスしたほうが良いかもしれません。


で、今回のDISKが2台届きました。
日立のHTS723232L9A360です。
前項の教訓を生かし、なんとか納めました。


で、完成と。
白箱と比べると高さは少しありますが、奥行きはほぼ一緒です。
ちょっとファンがうるさいですが、エアフローは白箱とは比べ物にならないくらい良いです。
DISKは37~8度で安定しています。

OSインストール時に、 光学ドライブをUSBブートしようとしたのですがなぜか認識せず。
しょうがないので蓋を開けた状態でIDEケーブルで強引に接続してインストールしました…

とりあえずすこぶる快調です。まぁ、まだ1週間も動いてませんが。(^^;

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