録音の音飛び対策

2014/03/02 2020/05/19

ケーブルTVの音楽番組をエアチェックした内容(MP3)を確認してみると、たまにほんの一瞬音飛びや音ずれが起きる事があり対策を取ってみました。

 
 
 

結構Windows上のDTM(もう古いだろうかこの言葉)での音飛び問題というのは結構有名らしく、DPC(Deferred Procedure Call)レイテンシがその原因として指摘されています。
色々なプロセスがデータ転送要求を行ってから実際に結果が帰ってくるまでの間が長いと音飛びのような人間が気付く事象として出てしまうという事です。

以前も音飛びの際に調べて少し対策は取ったつもりでしたが、再度確認してみる事にしました。

まずは、DPC Latency Checkerで状態確認。

通常は100〜160ms位で推移しているのですが、15秒毎に跳ね上がって1秒を超え、酷い時は2秒を超えています。
以前、不要なサービスの停止やデバイスの無効化などの対策を行い、落ち着いていたはずなのですがなんだこれ。
確かに録音した内容を確認すると15秒毎に飛んだり飛ばなかったりしています。ギリギリセーフな時とダメな時があるようです。

次にLatencyMonを使って、原因のプロセスを探します。

突出した値を出してるプロセスがいました。ASPI.SYSです。
電源管理(ACPI)用のドライバですが、こいつが原因である事はそこそこメジャーなようで。
何で前回対応しなかったんだろう…

で、対策です。
デバイスマネージャより『Microsoft ACPI-Complant Control Method Battery』を無効化します。

これで再度確認。

突出する山は無くなり、ACPI.SYSも静かになりました。
音飛びもこれで皆無に。良かった良かった。

考えられるとするとPCのバッテリーが完全に死んでる状態なのでこれが悪さをしてたのかもしれないですね。

 

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