C1037UN-EUのGigabitLAN認識対策

2014/02/08 2014/02/09

AT箱の前のマザーの時に、NICのドライバがRealtekのRTL8168(r8168)に対してRTL8169(r8169)で誤認識されてネットワークが生きない事象がありました。
今回は普通に繋がったし、速度も出てたので問題無いやと思っていたのですがエアチェックの録音ファイルをAT箱に書いていた際に音飛びが少し起きているような感じだったので調べてみました。

 
 
 

 

$ lspci | grep Ether
	01:00.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168/8411 PCI Express Gigabit Ethernet Controller (rev 06)
$ lsmod | grep r81
	r8169                  59831  0
	mii                     5376  1 r8169

はい、誤認識。と。

2GBのファイルを別PCからSambaで転送すると80MB/sは出てるんですけどね。
一応ドライバを正しいものに上げる事にしました。
まずRealtekのサイトよりドライバをダウンロードし、解凍します。
あとはautorun.shを実行するだけで勝手にr8169を亡き者にしてr8168を入れてくれます。

# ./autorun.sh
	Check old driver and unload it.
	rmmod r8169
	Build the module and install
	Backup r8169.ko
	rename r8169.ko to r8169.bak
	DEPMOD 2.6.32-431.3.1.el6.x86_64
	load module r8168
	Completed.
# lsmod | grep r81
	r8168                 257953  0

で、同じように2GBのファイル転送テストをしてみましたが、なぜか77MB/s位に落ちました。

ドライバ上げてからやっとけばでしたが、

$ ifconfig -a | grep dropped
          RX packets:1453257 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:523711 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0

てな感じでerrorsやdroppedが0以外になってれば異常が分かったはずです。後の祭り。

また来週末にエアチェックするのでそこで安定稼働してくれる事を期待しましょう。
 

 

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