2021/05/29 2021/08/28
ここ半年近く2速のフィーリングに違和感を感じており、どうにかならないかなーと思ってました。
本来はガチッとロックアップされてググググっと怒涛のトルクが湧き上がる感じだと思っているのですが、スベってる感触を多く感じるようになりました。
Torque Pro上でロックアップ状態を見ると普通にロックアップの状態だったので変だなぁと一度Dラーにも症状を伝えて見ていただいたのですが、ログ等に変な情報は無く問題は無い状態とのことであまりに酷かったらATの学習をクリアしましょうとのことで様子を見てました。
ただ様子見中も状態は変わらず、特に近所の交差点(Uターンに近い)で曲がったあとの加速では100%スベってる感触が再現されているので一回学習クリアしてもらおうかと思っていたところ、そういえばTorque Proの値の表示ってELM327から都度都度ECUにコマンド送ってるよなぁ…もしかしてECUに負荷がかかってるせいでATの制御に変な負荷かけてる?と思い、一旦ELM327のスキャンツールを外してみることに。
すると、滑ってる感触が大分減りました…
Torque Proとしての通信不具合みたいなものはほとんど見当たらなかったので、悪さをしてる可能性の高いのが、
こいつ。OBD2アダプタ。激安のものではなかったけど微妙だったか…
繋いだ状態でロックアップ状態とギア位置の表示を削除してみた所、外している状態までではなかったもののスベる事象がそこそこ減りました。
元々OBD2の情報はECUのメモリを直接読みにいく形ではなく、ECUに対して要求コマンドを発行してそのリターンを得るような形になっていたはず。
こんな感じで1画面で色々表示しているとその情報を取得するために頻繁にコマンドを発行しまくる形になるはずで、OBD2アダプタ自体の要求の仕方や処理の仕方で余計にECUに負担をかけてたんじゃないかと思われます。
スマホ未起動時でも事象は起きてたのでOBD2アダプタ自体が自発的に一定間隔で何らかコマンド投げてるのかも…
(Torque Proはアクティブな画面の表示項目のみ常時要求をするような形のようなので、画面を別に分けても良いのかもですね)
ということで安物買いのなんちゃらじゃないですが、Torque Pro公式で動作確認対象となっているScantool.netのOBDLink LXを手に入れてみました。
使っていたアダプタと比べるとコンパクトなタイプです。
こいつはスリープモードを持っており、Torque Pro上の設定で600秒間電圧変動が無かった場合にスリープモードにすることできます。
なので16番ピンの常時電源→ACC化はしなくても大丈夫そうかなぁと思いつつ、ウチの環境だとスリープ入るのかなぁとも思ったのでバッテリー充電量で様子を見ていたところ、やっぱりダメでした。
8〜10%/日位充電量が落ちます。通常3〜5%/日位だったので落ちすぎ。スリープにうまく入ってない模様…
#ウチの使用環境が特殊なためである可能性が高いです。普通だったらスリープに入ってくれると思われます。
ということで、延長ケーブルを用意し16番を加工して常時電源→ACC化しました。
(OBDLink本体を加工しようと最初は思って一旦バラしましたが、モノが高いので直接加工するのはやめましたw)
ハンドルのチルト位置がちょうど良かったみたいで、本体はハンドルコラム下にいい感じに挟まりましたw
ちゃんと技適も取得済のようです。安心。
これで様子を見てみましたが、付けてない時との違いが分からない感じになり、2速のスベってる感もほとんど無くなりました!
交差点スタートだけはなぜかスベってる感がありますが、ロックアップ時の比較してもそこまでトルク感が減った感じはなく、グイグイ進む感じ出てきたので、ほぼ満足です。(^^)
#2021.06.27追記
事象が再発し、原因が別にあることを確認しました。
詳細はこちらで。
#2021.08.28追記
OBD2の処理について色々Webで調べて勉強しているところですが、ELM327から情報取得のためにECUに都度都度コマンドを投げるという事は無さそうです。
これについての個人的見解もこちらに記載します。
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