自宅10GbE化その1

2024/02/12 2024/02/12

これまで自宅の有線ネットワークは1GbEで運用していたのですが、

  • WindowsメインPCとNASとの転送速度を上げたい
  • ネットの上り11MbpsのJ:COMだとリモートワークで支障が出るときがある
  • 更にJ:COM自体がたまに死ぬので逃げ道がほしい
    ※J:COM死ぬ→auのフェムトセルも死ぬ→キャリア電波も死ぬので宅内テザリング不可 = 宅内通信死に体のダブルコンボが来ます…

という要求事項&課題が出てきました。

この解決案の一つであるNuro導入を行えば、1GbEよりも速い通信が行えます。
1GbEよりも速くなるなら自宅ネットワークも10GbE化してみるかなぁと色々機材を調べてみましたが、以前よりは安くはなっているものの、結構な勢いで諭吉が飛んでいくことは理解しましたw

なかなか難しいもかなーと思っていた所、いいモノを見つけて手に入れてしまいました。

L2インテリジェントスイッチであるAlied TelesisのAT-x510-28GTXになります。

VLAN間のルーティングができるものをL3とするならばこれはL3相当だとは思うのですが、Alied TelesisはコアスイッチのみL3表記で下位のスイッチはインテリジェント・スタッカブルスイッチで呼んでるようです。
1GbE x 24 + SFP+ x 4の2012年発売のスイッチで当時価格が税別298,000円というブツですが、6,000円位で中古を手に入れました。10年以上経つと流石に安いですね。
Alied Telesisは20年以上前に初めて自宅用で買ったMR415T(10BaseTのバカハブ)以来ですw

業務用だけあって電源まで二重化。びっくり。

こいつを買った目的はSFP+ポートが4つ付いてるので、ここに10GbEのレシーバーを挿せるというところです。
これまでTP-Linkの1GbE x 16のL2スマートスイッチを使ってましたが、これと入れ替えようと思っています。

ただ、業務用だけあってファンの音量は半端なく、電源投入して5分位はフォーっと掃除機かけてるのか位の音量でファンが唸ります…
起動完了すれば静かになりますがちょっと耐えられないので、ファン交換してみることに。

これがフタを開けたところです。二重化された電源のボードとメインボードがある感じで、いい感じにスッカスカでした。
搭載ファンは60x60x15mm 12V PWM(4pin)でした。ただ、以外とこのサイズかつPWMの代替品は見つからず…
諦めて80x80x15mm 12V PWM(4pin)に変えてみました。

こんな感じ。さすがに20mmデカくなるので排気口には収まりませんw

あと、そもそもネジ穴も合わないのでグルーで留めときました。
事前に温度を見た感じ40℃前後だったので大丈夫でしょう。(昔エンジンルームで使ったときは80℃位で弛み始めた位でした)

ファンは二重化されている左側の電源あたりにあるパターンにコネクタがありましたが、同様に右側の電源にもパターンは来てました。

そういや、昔使ったピンヘッダの余りがあったなと思って、部品箱みたらあったのでピン立ててみました。
ピンは2.54mmピッチのものになります。

このピンを使って120x120x15mm 12V PWM(4pin)のファンをCPU用らしきヒートシンクの上に乗せて、周囲のチップのヒートシンク部分に同じくグルーで留めてチップを冷やすような形にしてみました。
これで10℃弱温度が落ちたようです。
なお、PSU1(左側)だけ電源供給してますがファンは両方回ってます。ファンの回転数もPSU1側(排気ファン)からしか拾ってなさそうなので電源は回路的に完全独立ってわけではなさそうです。

あとはボタン電池(CR2032)も念の為交換し、フタを閉じてハード周りの作業は完了。
これで電源投入したら、他のPCの音のほうが聞こえる位静かになったので音の対策は完了しました。

ただし、今回付けた排気用のファンは最大2200rpmですが、3000rpmを切ると故障と判断されてアラート表示になるようです(稼働自体はする)。 

次はこれを対処していきます。


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