2014/07/03 2014/07/06
先日の半死騒動から一旦起動してしまえば普通に稼動している自宅サーバーに対して、なんとか対応出来ないか再チャレンジです。
先日のトラブルの時、対応としてBIOSの更新と合わせてBMCファームの更新も試していました。
元々は00.03だったのですが、説明にもいきなり上げられるように書かれてたので最新ファーム(00.08)をいきなり当ててみました。
そうしたらなんだか途中で固まってしまって動かなくなったのでBMC周りもキョドってるなと諦めていました。
あとあと考えて、古いものを順番に当ててったらもしかしたらいくかもと思い、まずは00.06に上げてみました。
そしたら成功! おぉ~!
よし、そしたら次は00.07だ! これも成功! これはもしかしてもしかするかも。
00.08を当ててみました。…ダンマリ。orz
やっぱダメかーと思って他に何か情報が無いかWebをうろついていたら、Express5800/120Rg-1のBMCアップデート(00.06)の内容で、
・AC電源を供給のままご使用の装置で、約一年半経過した時点で装置の再立ち上げを行った際、極稀に立ち上げ時にセンサーエラーを誤検出しPOSTが停止する場合がある問題を改善
(サーバの通常運用中にシステム停止に至るものではありません。本現象発生時、BMCファームウェアをアップデートするまでの暫定処置として、AC電源を一度オフ、オンすることにより復旧できます。)
こんなものを発見。
…買ったの2012年12月。壊れたの6月。1年半経過~。ドンピシャなんですが。
極稀じゃなくて90%以上の確率で停止してましたが…。
でもGT110eのBMCファームにはそんな事書いてないんですよね。
まぁ、00.07まで当たってるし、試しに電池入れてCMOSクリアして再起動してみました。
一発目は起動すれどもCMOSクリアして時計が飛んでるのでBIOS開いて設定。
お、今回は年を入れても化けない!
じゃあ、保存して再起動と。
・・・あはははははははははははは。普通に立ち上がってやんの。しかもSTATUSランプも緑点灯。
どうもGT110eも上記現象は発生するようです。
そろそろGT110eユーザーの方は同じ事象に合われる方が出てくるんじゃないかと思いますので、今一度まとめます。
■発生対象
・Express5800 GT110e
・BMCファーム 00.03のまま上げていない
(バージョンはOpenIPMIが入っていればservice ipmi start後、ipmitool bmc infoで Firmware Revisionで確認できる(Linux))
・BIOSはどのバージョンでも発生
■発生事象
・POSTの状態のまま起動しない(画面真っ暗のまま)
・STATUSランプがオレンジに点灯する
・CMOSクリアを行うと日付設定するためにBIOSを起動するよう促される所まで進むが、実際に日付設定を行おうとして年を変更すると日付が化けまくる
・その状態でOS起動を進めても起動は問題無く進み、OS上の日付設定さえ行えば普通に使える。
・POSTを確実に通過させるにはCMOSバックアップ電池を抜くことで進められる
■事象への対処
・BMCファームを上げる。但し古い順に当てること。(00.06→00.07→00.08)
・00.08はうまく当たらないかもしれない。(私の環境では以下のようになって固まる)
BMC Firmware update starting…
Please wait for a while.
これで2~3分待たされる(その間、ファンの回転数が上がったりする)。
その後、
——————————————————–
bmcflash – Firmware Upgrade Utility (Version 0002.04B)
——————————————————–
Checking file …
OK
Checking FMH …
OK
Checking Partition …
OK
Creating IPMI session via USB…
のままいつまで待っても終わらない。
topでkipmi0プロセスを見ると使用率ほぼ100%で張り付いている状態。
(但しnie値が19と最低なので他のプロセスへの負荷は皆無の模様)
散々待ってCtrl+Cで止めました。
止めてもservice ipmi stopしても張り付きは治らないので一度rebootしたほうが良いです。
とりあえずサービス呼ばずに済んだは済んだようです。
呼ぶ前に部屋片付けないと思ってた所だったので一安心(^^;
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