とりあえず大方設定が出来たので使用感等をレビューします。
公開されているファームはベータ版扱いですが、普通に使えてます。
Windows8.1化注意点
手順はTeclastのBBSに掲載されているものでいけるはずですが、これまでのX98 3Gと違いUSBメモリを2本用意する必要があります。
起動用のWindowsPEはFAT32のメディアに、ファーム(インストールイメージ)はNTFSのメディアに入れる形になるようです。
文章は書かれていたのですが翻訳結果から理解が出来ずにいて、
これをベースにexFATで1本にまとめればイケると思ってやっていたら起動出来ずに1日これで潰しました…
あと、今回は3Gはモデムとして認識しませんがモバイルブロードバンドをonにすればちゃんと認識して設定画面になります。
これに気付くのにも3時間位かかりました…
使用感
- 起動はシャットダウン状態からはOS起動のクルクル表示が出始めてから5〜6秒で起動します。
再起動はOS起動状態から再起動を選択して、再度ログイン画面になるまでは23〜25秒位です。
- RetinaディスプレイがIGZO対応になったせいか色の発色が良くなったように感じます。
フォントはMacType入れると余計にいい感じ。
- タッチパネル操作もX98 3Gでは指で細かいものをタップするとタップ対象の上下の違うものが選ばれたりする事が結構多かったのですが、その確率が激減しました。
で、てっきりX98 Air 3Gの改善点だと思っていたのですが、X98 3Gを触ってみたところこちらも誤認識の確率が激減。
どうもWin8の月例Updateにタッチパネル精度の改善項目があったのでこれで改善されたようです。
- Wifiは変わらず11bgnで11a非対応です。
- Aero Glass for Windows8.1はX98 3Gと変わらずインストールは出来ても透明化は出来ませんでした。(ビデオ性能の問題)
- バッテリー自体は普通に使って10時間位は持ちそうです。(但し表示不具合あり)
- X98 3Gと比べるとモッサリ感が減っていい感じです。(CPUは2GHzにいってないのに不思議)
- 3GもX98 3Gは使用中に切れると再起動しないと二度と接続できない事象が起きていましたが、2時間程接続しっぱなしでも切れたりしていないので改善されたようです。
不具合
- カメラはフロント/リア共に上下反転表示となっています。
- バッテリー管理がうまく動いていないようです。
メーカー公称8,500mWhのはずが、BatteryInfoViewで見てみると設計容量が31,164mWhとスゴイ値になっています。
ただ減りは平均的に減っているようで、計算上は10時間位持ちそうです。
12,000mWh化したX98 3Gが14時間位持つ感じです。それに比べても悪くはないですね。IGZO効果かな?
バッテリー入れ替えなくてもいいかも。(蓋外すのが結構面倒な事もありますが)
- 電源オプションを高パフォーマンスにする方法(レジストリ¥HKLM¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥PowerのCsEnabledを1→0にする)で2GHz台にクロックが上がる事は確認しました。
ただ、4コアフル稼働すると1.55GHzに固定されます。掲示板にはCPUの仕様のような事が書かれてました。
Intel Dynamic Platform & Thermal Frameworkのチューニングで変わる事を期待していましたが怪しそうですね。
上記方法だとスリープが使えなくなり電源off=休止となって使い勝手が悪いので結局設定は戻しました。
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