Dynamic Storage Acceleratorの効果

2014/06/22 2020/05/19

愛七號のマザーをZ97-Proにした理由であるDynamic Storage Acceleratorの効果を見てみる事にしました。
Dynamic Storage AcceleratorはSSDのアクセススピードを向上させる技術だそうです。

 
 
 

Dynamic Storage Acceleratorの説明はIntelのページにちょっと載ってます。
ってあれ、最大25%の向上だってどっかのページでは見たのですが15%になってますね…

ま、まぁ、計測してみましょう。

まず、Dynamic Storage Acceleratorを有効にする為の条件のクリアが必要です。

・チップセットがZ97, Z87であること
・BIOSでDynamic Storage AccelerratorがEnabledになっていること
・IRST(Intel Rapid Storage Technology)がインストールされていること
・Windowsの電源管理が『高パフォーマンス』となっていること

チップセットはZ97なのでOK、BIOSもZ97-ProのBIOS(UEFI)ではデフォルトDisabledになっていましたがEnabledに変更しました。
IRSTは過去にこいつのせいでCPUが100%張り付きになったPCを直した事があり、あんまり信用してませんがインストールしました。
(Win8はOSでTrimやNCQなどが有効になっているので意味があるのはRAID使う時くらいじゃないかと思っていましたがしょうがない)
電源管理は自分が使うPCは必ず高パフォーマンスに設定して使っているのでこれも問題無し。

ということで計測してみました。
BIOSの設定でDisabled時とEnabled時を切り替えて計測しています。

左がDisabled、右がEnabledの状態です。
Writeは変わらないようですが、Readに効果が出るようですね。
シーケンシャルリードで4.9%、512Kランダムリードで5.8%、4Kランダムリードで22.9%の向上です。
思った程でもなかったか…
NCQ使用の4Kランダムアクセスは逆に落ち込んでますね。うーむ。

H97でも良かったかも…
ちょっと残念でした。

 

 

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