イコライザー調整

2020/07/25 2020/07/25

CX-8のBOSEサウンドはバッ直やEDLCでMPVの時より満足できる音にはなっていて、MPVの時に色々やってたことをBOSEがやってくれているんだと思っていたのですが、調整の余地はあるのだろうかと考えたら気になってきたので実験的にやってみることにしました。

やることはMPVの時と一緒ですが、今回はピンクノイズを流して各周波数帯の出力レベルを合わせることだけをやります。
スピーカーの出力レベル調整、タイムアライメント、クロスオーバーはBIG-Xの車種専用設定を信じて今回は触りません。

やり方としては、

  1. サウンドチューニングMasterの付録CDをBIG-X上でSDカードに保存
  2. ピンクノイズをエンドレス再生
  3. iPhoneアプリのAudioToolsのFFTを使ってチェック
  4. 問題のある周波数をイコライザーで修正
  5. 2.〜4.を繰り返し

となります。

AudioToolsですが私は確かだいぶ前にタダでダウンロードしてRTA、FFT、アナログレベルメーター以外の機能を使う時は機能単位で購入とい形でしたが、この3つの機能で十分だったのでタダで使ってました。
今は最初から有料なようで…。
最初に使っていた有名所のEtani RTAもストア上公開無くなってました。同様なアプリはいっぱいあるのでRTAで検索してみると良いかもです。

なお、今回は細かい状態を見たかったのでRTAではなくFFTを使っています。パライコの場合はFFTの方が良いかも。

ではまずは素の状態を。

そもそも手を入れなくて良い状態を期待していたのですが、低域は置いておいて40db辺りをベースとすると500Hz〜2kHz辺りの山が気になります。これがBOSE的な味付けなのかもしれませんが…
ただ、こりゃ変わりそうだと別の意味で期待が膨らみましたw

では調整です。
これまで触ってきた過去のクルマは全てグライコ=グラフィックイコライザーでしたが、BIG-Xはパラメトリックイコライザーというもので触り方が全く違いました…

グライコは調整バンドの周波数が固定ですが、BIG-Xのパライコは13バンドがおける周波数を一定決められ、調整ポイントが13ポイントで各ポイントを左右にずらせて、変化の幅をQ調整が変えられるようです。
特に13バンドをどの周波数に置くかであっちが立てばこっちが立たず状態でパズルな感じでした。

掲示の内容で調整した結果、FFTの状態としては以下のようになりました。

低域はスチャダラパーの今夜はブギー・バックのキック音がいい感じにズーンと鳴るようにしているので盛り上がってますが、250Hzから上は大体同じ位のレベルになりました。

で、視聴してみた所、これが純正BOSEですって出してくれたら感動するのにというレベル位に変わりました!

結構音のこもりはこれまでの作業で変わってきたなーと思っていましたが、特に高域が明瞭になってどんだけコモってたんだ位の差になりました。

大満足です!

ただ、これだけ変わるということはタイムアライメントとクロスオーバーもいじったらどうなるかが気になってきましたw
しばらく聴き込んでから手を出してみようかなぁ。

関連記事

コメントとトラックバック

    コメントはありません

    コメントを残す

    CAPTCHA


    トラックバックURLhttps://e-tune-mt.net/ylab/4335/trackback