ティルトレンズ

2025/04/30 2025/12/02

蟻さんを見ていたら国内よりも1万円ちょっと安かったのでポチってしまったものが届きました。

TTArtisan Tilt 50mm F1.4です。
今更また50mmですか・・・ではありますが、これは以前からそのうち手に入れられるといいなぁと思っていたティルトレンズになります。

昔、写真家の本城直季氏が出した「small planet」という写真集について特集されている記事を見て、ティルトレンズなるものがあり、そのレンズを使うとミニチュア写真のように撮れるということを知りました。
当時はCanonのEFマウントのティルトレンズとしてTS-Eシリーズというのがあり、ワタシはちょうどα100を手に入れたかどうかあたりだったと思いますが、いつかそんなレンズを使って撮ってみたいなーと思っていました。
なので、20年弱の時を経て手に入れた感じになります。

ティルトレンズはこんな感じでレンズが傾いたり、根本からぐるっと回転できたりします。
詳細な構造はわかっていませんが、

  • 傾きを調整することでピントの合う幅を細くしたり(逆ティルト)、広げたり(ティルト) ができる。
  • ピントが合っていないところは極端にぼかすことができる
  • ピントの合っている部分を横一直線だけではなく、根本から回すことで縦にも斜めにもできる。

という感じの特徴があります。
逆ティルトで撮ってあげるとミニチュア写真のような写りになったり、ティルトしつつ根本を回すことで斜めに置いた物だけピントをあわせるといったことができるようになります。
なので物撮りにも良いらしいです。

レンズカバーはなんと金属製です。
ただネジ込み式ではなく被せるタイプのもので、C-PLフィルタを付けたら取れやすくなっちゃいました・・・

試写例です。まずは別のレンズで24mm F8で撮ったもの。

次にこのレンズで撮ったもの。
逆ティルトでピントを門の瓦屋根に合わせています。
ピントが合っていない部分がボケるとミニチュアのように錯覚するようです。
例えばビルの高層階とか高いところから撮るとよりミニチュアっぽく見えるようです。
練習が必要そうですが、精進してみます・・・

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