2020/10/25 2022/06/11
BOSEのスピーカーはインピーダンスが一般的な4Ωではなく2Ωで、しかも2Ωのスピーカーはみんなお高い…
現状でも特に不満までは無かったのですが、4Ωのスピーカーに換えられている方の記事を見て試してみることにしました。
交換対象のスピーカーはBoston AcousticsのS35です。
MPVのセンタースピーカーとして使っていましたが退役させてそろそろ売ろうかなぁと思ってた所でしたが残してて良かった…
早速作業です。まずは上のカバーを外します。
こんな感じで4箇所に窪みがあるのでそこに内装外しを突っ込んで持ち上げる感じになります。
ただ、納車後初外しだったのでめっちゃ硬かった…
あとはスピーカーを留めてるネジを外せば良いだけですが、長いドライバーだとフロントガラスに柄が当たって使えません。
初めて外す箇所にドライバー斜めがけは過去の経験上必ずナメてたので、短いドライバーセットを使いました。
こいつは黒い柄の横に穴が空いていてこんな感じで付けられるため、ちゃんと真っ直ぐトルクが掛けられます。
で、取ってみたの図。左がBOSE、右がS35です。3.5インチサイズですね。
BOSEとはいえ車両量産品なのでコーン含めチープさは否めない…
裏側です。
マグネットもBOSEも頑張ってるほうですが、S35の方が二回り位大きいです。
これは期待できるかも。
ついでにスピーカーの取付部を撮ってみました。
特段吸音材も何もない状態でした。余ってる吸音材今度入れてみよう…
で、入れ替えです。
案の定市販のスピーカーと違ってコネクタ接続になってました。
今回はなるだけ純正の配線は加工しないようにいこうと思っている為、このまま活かせるように対応します。
家のPCオーディオ用で買ってたニチフの棒端子です。
こいつが丁度いい感じに端子に刺さります。
圧着部が端子同士ぎりぎり当たりそうだったのでテープで絶縁の上、
ズボッとしたあとに更にテープで固定して取れないようにしておきました。
ちなみに外したネジが落ちないよう、左側は養生テープで穴を塞いでます。
ただ、外して手元まで持ってきた時点で落としました。足元に落ちたはずなのに落ちていないという…
神のいたずらに毎回やられます。ただ、そういう時の為の替えのビスちゃんはストック済ですw
なお極性ですが、車両側コネクタのツメを上面とした場合、右がプラス、左がマイナスになります。
取り付け後ですが、マグネットの外周が大きくなってるのでそこそこギリでした。
これで試聴。
どれくらい変わるかなーと思ったのですが、結果としてほんの少し元気になった気がする程度で殆ど変わりがありませんでした…
中域、低域は少し元気になって高域がほんの少しおとなしくなった感すらありました。
何回か戻したりを繰り返してみたのですが、シャドーテストは無理なレベルの差です。
純正スピーカーから社外品に替えたときのようなガラッと変わるまでの感動は全くありませんでした。
BOSEスピーカーの性能が意外とイケてたみたい…
2Ωに対して4Ωなので単純に音量が激落ちしてバランスが崩れるんだろうなぁと勝手に思っていてやっていなかったのですが、この点については問題無く、能率92dBなこともあると思いますが小さくなったとは感じなかったです。
時間が無かったのでスピーカーに合わせたBIG-X側のイコライザ調整等もやってないので、もしかしたらこれで変わるかもというのとPCスピーカー用で退役中のDB351だったらいけるかも…な感じです。
一旦このまま来週末まで使ってみて、DB351を試してみるようにします。
#2020.10.31追記
Polk Audio DB351に交換してみました。
こいつはマグネットがネオジムで能率は1dB落ちますが再生周波数帯はS35に比べてワイドレンジになります。
(3.5インチのスピーカーは以外と出回ってる種類が無く、更にワタシが軽い能率厨でMPVの時は90dB以上のスピーカーで揃えてたので予算的にも当時買えるのがこれのみでした)
早速外してみました。
相変わらず上面カバーは硬かった…
付け替えるついでにMPVの時の余り物の吸音材(東京防音 白い吸音材)も入れときました。
付け替え完了。
これで試聴してみました。
音量が少し増えて、センターとしての低音も若干余計な位出るようなりました。
高音も元々S35よりいい音を出すスピーカーだったのでこちらも変わりました。
結構吸音材が効果を出してるかもしれません。
元々S35とDB351は同じスピーカーボックスで家で再生していたもので、その際は高音の違いはあったものの低音の差はほぼ無かったので…
意外と純正BOSEセンター + 吸音材だけでも変わるかもしれません。
#2022.06.11追記
なんだかボーカルの音域が弱い気がして、少し高めのスピーカーを試してみようとネットを徘徊していたところ、MAZDA3やAXELAの音質改善スピーカー取付キットを出されている店の記事があり、そこを見ていたらBewithという会社の日本製スピーカーが使われていました。
色々調べていった結果、高級スピーカーみたいで評価も良さそう。3.5インチサイズのスピーカーはL-88R(現行はL-88RS)という型番の模様。
本来は2個セットで4.4諭吉。1個しか使わないのにこれは無理かなーと思っていたら1個売りしているお店があり、2.2諭吉。
でも悩むなぁ…と思っていたら中古品が2個セット1.4諭吉で出ているのを発見。これで良さげだったら新品買うも視野に入れて飛びつきましたw
ちゃんと箱で届きました。
スピーカー実体です。鉄の台座付き。あれ?と思ったら前述の取付キットのスピーカーのようです。形状も一緒でしたw これは更に期待が持てるかも。
今回、値段以外に悩んだのがこのスペックの違いです。
Bewith L-88R | Polk Audio DB351 | Boston Acoustics S35 | |
スピーカー方式 | セパレート(ミッドレンジ) | コアキシャル | コアキシャル |
インピーダンス | 4Ω | 4Ω | 4Ω |
能率 | 89dB | 91dB | 92dB |
再生周波数帯域 | 250〜15,000Hz | 90〜22,000Hz | 100〜20,000Hz |
これまで幅広い音域の再生&高域の重視を念頭にスピーカーを選んでいたため、必然的にコアキシャルとなっていた状態だったのですが、今回はセパレートのため音域が狭い。
ただ、そもそもおじさんなので可聴域がかろうじて16000Hzが聞こえるかも位の状態で自分のスペックよりハイスペックなものを選んできていたのと、サブウーファー、ツイーターもある状態で広い音域カバーしなくても大丈夫だろうと思い、賭けてみました。
一応初ミッドスピーカーなので壊さないようにネットワークは別途購入しました。(結局これでトータル2諭吉超えました…)
早速交換。鉄の台座はピッタリ。今までとは比較にならないくらいガッチリ取り付けできました。
各帯域のレベルが音量レベルが変わったのでパライコで調整して、視聴。
…ヤバイ。ボーカルがいい感じに前に出てきました。久しぶりに鳥肌が。サブウーファー、ツイーター含めてそれぞれいい感じで仕事してくれてるのがよく分かるようになりました。
ここまでくるとドアスピーカーも…とも思ったのですが、そうするとBOSE入れた意味がなくなってしまうのでオーディオはここで打ち止めにしますw
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