host-passthroughでのBig Sur稼働

2020/12/14 2020/12/14

とりあえずOpen Coreで5950Xネイティブでの稼働確認が取れたので、次はKVM上でhost-passthroughでのBig Sur稼働を試してみました。

一旦別のDiskにArch Linuxをインストールし、KVMを入れ、RX560のBIOSを吸い上げ、3900Xで動いていたXMLファイルを5950X環境用に手直しした上で、実行!

が、やはりというかうまくいきませんでした。

config.plistのSetupVirtualMapをfalseに換えてネイティブ稼働させてたので、KVMはBIOSが別モノだから戻したほうが良いのかもと思って戻してみたりもしましたが変わらず…

#[EB|LOG:EXITBS:START] 2020-12-12T12:43:05

の表示を最後にブートが止まります…

Tさんよりコメントを頂いた、GenuineIntelをAuthenticAMDに変更するという情報を見て、これか!と思ったのですが、それでも変わらず。

なんか設定漏れてたかなぁ…と思ったら、漏れてました…。
(qemu:argで-cpuのパラメータから+invtscが抜けてました)

直したら、何事もなかったようでさーっと起動してくれました。

ただし、Nested VirtualizationによるVirtualBox + Dockerの起動は失敗する状態です。
(dockerコマンドを投げると「Waiting while Docker starting…」で動かない状態)
ログを見る限りSVMは有効になっているので、Nested Virtualizationは効いてる模様。別の原因がありそうです。

引き続き調べます…

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