エアクリ遮熱板

2009/04/18 2020/05/19

毒キノコが吸うエンジンの熱が以前から気になっていて、導風ダクトを引いた事で走行中は気にならなくなったのですが渋滞などでの低速走行時や信号待ちでの温度上昇が以前から温度計測して気になるようになりました。
夏の信号待ちとかだと1分程度止まっているだけで平気で60℃以上になるので、あからさまにスタートがダレてるのが分かる位。

最初はアルミ板で作ろうとしたのですが、エンジンルームの複雑な形状に対応できずに挫折。
その後はプラ段ボールで作りましたが見栄えが最悪で、結局隙間から熱が入って意味なし。
で、ついに見つけた素材、PP発泡シートで本格的に作る事が出来ました。
100円ショップで売ってるものなので何度も試作しては作り直しを繰り返し、現在のバージョンになっています。
 

こんな感じで毒キノコを完全密封し、導風ダクトからのフレッシュエアを吸えるようにしています。


フタは半透明のシートにして中身が少し見えるようにしてみました。
本当は透明が良かったのですが、PP発泡シートとしては無いみたいです。

 
エアクリを覆ってしまえばもう温度は上がり辛いだろうと思ったのですが、なぜか信号待ちで2~3秒に1℃ずつ上昇。
調べた結果、インテークパイプがラジエーターファンが回転することによるフロント側からの熱風と冷却水のタンクからの放熱による帯熱によって上がる事が判明。
ただパイプを囲ってしまうとインテークパイプの見栄えが台無しなので、直撃を避けるように上部以外を囲みました。
これが効果てきめん。3~5秒に1℃ずつの上昇になりました。


特に冷却水タンク側は常に熱を出しているので熱反射を狙ってアルミテープを貼ってみています。

 
これでもまだ上がる理由はインテークパイプの遮熱板が完成形でなく、隙間が空いている事と、どうもインマニの帯熱もジョイント越しに拾ってるようです。

とはいえ冷えた空気をスタート時に取り込むようになったおかげかスタートが軽やかになりました。

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